令和4年度予算案に対して賛成討論
自民党恵義会は、今年度令和4年度恵庭市会計予算案に対して、賛成の理由を示す下記の文章による賛成討論を行い起立の可決を意思表示いたしました。
ジックリと読んでいただければ、恵庭市が本年のまちづくりをどの様に具体的にやろうとしているのかを読み取れるのではないかと存じます。
賛成討論
令和4年度 予算 に対する賛成討論
自民党 恵義会 川股洋一
私は、自民党恵義会を代表し議案第13号「令和4年度恵庭市一般会計予算から、議案第22号「令和4年度恵庭市下水道事業会計」まで、全会計予算に対し一括賛成の立場から討論を行います。
昨年は、市制施行50周年事業の2年越しの「記念フォーラム」が開催され「共生」をキーワードに「恵庭宣言」がなされました。
この「恵庭宣言」の理念を基に「輝く恵庭を創る 令和4年度予算」とし、重点施策である5本の柱を中心に予算編成されました。
重点施策の 1つ目は、ウイズコロナ、ポストコロナのまちづくりであります。
消防庁舎感染対策等改修整備事業やコロナワクチン接種事業、PCR検査事業、経済対策事業、マイナンバーカード普及促進事業等、WEB会議環境整備事業、就学援助世帯へのオンライン学習支援事業などで市民の安全安心を確保しております。
2つ目は、希望をもって子育てしたくなるまち創りとし、
妊産婦健康診査通院支援事業、保育体制強化、民間学童クラブ支援事業、保育士宿舎借上支援事業、公立夜間中学恵庭市受け入れに係る負担事業、黄金ふれ合いセンター・生涯学習施設かしわの森への指定管理者制度の導入、中学校部活動指導員配置促進事業の1校追加、こども医療費通院助成事業の対象年齢拡大等、恵庭の大きな魅力である「子育てのまち」を強力に推し進め、子供たちが健やかに育つ環境を充実させております。
3つ目は、誰一人取り残さない持続可能な共生のまちづくりであります。
まちづくり基本条例の見直し事業、骨髄等提供ドナー支援制度 調査普及事業、ケアラー支援推進事業、おくやみ相談窓口新規開設事業、外国人も暮らしやすく活躍できる多文化共生のまちづくり、等により誰一人取り残さない持続可能な共生のまちを目指しております。
4つ目は、安心して住み続ける事の出来るまちとして、
生活環境改善要望事業や公園照明LED化事業、NET119整備事業、高規格救急自動車更新整備事業、恵庭市住生活基本計画策定事業、焼却施設管理長期包括的運営事業などにより、安心して住み続けられるまち創りを進めております。
5つ目は、恵庭らしさを活かした魅力あるまちづくりであります。
ふるさと公園再整備事業や、恵庭市の基幹産業に対してのスマート農業推進事業、公共施設植栽、花壇設置、花のウエルカムゾーン形成事業、花の拠点運営事業、魅力発信による消費拡大事業など、特に、本年6月25日から7月24日まで開催される全国都市緑化北海道フェア開催事業は、恵庭市民の誇りを高め恵庭市の魅力を最大限発揮すべく組み込まれ内外に発信しようとする事業であり、次の半世紀に向けて大きな礎となるものであります。
一方で、財政運営面では、扶助費や公共施設の維持管理費の増大、市営住宅恵央団地6号棟建設事業等による財政事情の厳しさが増す中に於いても行政改革を進めると共に、ふるさと納税の増嵩等財源確保に努力され、市民の要望の強かった生活環境改善要望事業を計画する等市民に寄り添った市政運営は、高く評価するものであります。
次に、公営企業会計予算について申し上げます。
安定的に経営維持するための中長期的な経営基本計画となるビジョンや経営戦略の財政収支計画による収支見通しを基準とし、企業債残高のバランスや施設整備の優先度を考慮しており、災害時における市民の飲料水の確保のための応急給水車の整備、分流化事業の推進、汚水処理管の整備など市民の生活に欠く事の出来ないインフラへ適切な維持管理される予算編成となっております。
以上、令和4年度予算の主なものについて申し上げて参りましたが、いずれも新たに改選を終えられました原田市長の公約に基づき、恵庭市の可能性を最大限に発揮する職員の知見を信じ信頼関係を構築された成果と高く評価するものであり、原田市長には恵庭市のトップリーダーとして安心安全な住み良いまちづくりを大いに期待するものであります。
以上申し上げ、令和4年度各会計予算について一括賛成の立場から討論といたします