第100条特別委員会設置に対する反対討論
恵庭市議会議員によるハラスメントに関する調査を、自治法100条に基づく特別委員会の設置を求める議案第3号に対して反対の立場から討論を行いました
反対討論
議案第3号 恵庭市議会特別委員会の設置について反対討論を申し上げます。
只今提案されました、議案第3号 地方自治法第100条に基づく、ハラスメント問題調査特別委員会設置について、反対の立場からその理由を申し上げます。
今回 一部月刊誌及び地方新聞に報道されました、恵庭市議会議員による恵庭市職員へのパワーハラスメント行為は、絶対あってはならない、看過できない問題であります。
市民から負託を受け市政に携わる恵庭市議会議員の一人として、誠に申し訳ないことであり、大変に残念であります。
ハラスメントにより体調を崩され休職中の職員の方には、心からお詫び申し上げますとともに、一日も早く職場に復帰できます事を心よりご祈念申し上げております。
さて、今回報道された問題については、恵庭市議会として徹底的に調査し、真実を明らかにした上で明確な対応を必ずしなければならないと考えております。その事により、今後のハラスメント根絶を誓うことに繋がるものと考えております。
只今、提案されました地方自治法100条に基づく調査特別委員会の設置は、事実を解明しようとする場合、「強制力」を伴う有効な方法であると考えます。
しかし、100条委員会は、言うまでもなく委員となる議員が本件関係議員に尋問する事になり、今の段階で、誰がかかわっているのか明確になっておらず、誰が調査特別委員になりうるのかという問題があります。
したがいまして、議会として事実関係をしっかりと把握した結果を踏まえたうえで、対応を進めていく事が最善であると考えます。
以上を申し上げまして、只今提案されております、議案第3号恵庭市議会特別委員会の設置に反対する討論と致します。
私見
つまり、早速に立ち上げても根拠、準備、その上に質疑のする委員は各会派からの【経験のない議員】となる事から相当な無理が生じ、事実を解明よりも尻つぼみとなり、何もなしとなるのは見えていると、過去の事例でもある事から、認めるのは非常に怖いことと考えております
その事よりも、我々の制定したパワハラ根絶条例に反対した柏野議員が、このパワハラ事案の100条の議案を提出した事。
それ以後、今回のパワハラ事案について対処するための協議や各部会、各会議に全て出席を拒否し続け事実解明から防止に繋がる議会としての行動が止められてしまつている事実!
今回のパワハラ事案は看過できない事実であることから、是非とも協議の場に戻って共に議会の自浄作用を働かせようではありませんか
時間は掛けられません、直ぐにでも調査委員会を立ち上げて調査を開始し、事実を把握ししっかりとした根拠に基づき議会の対応に繋げなければなりません
我々は、早急に歩み寄られることを待っています